「ネットコードがゴミ」というレビューへの反証
オンライン対戦ゲームで「ラグい」「弾抜けする」「サーバーが弱い」というレビューは絶えません。 しかし、回線速度(Mbps)が速くても**「Bufferbloat(バッファブロート)」**が発生していれば、ラグは不可避です。
パケットの渋滞とレイテンシスパイク
ルーターは、処理しきれないパケットを一時的にバッファ(待合室)に貯めます。 誰かが動画を見たり、大容量ダウンロードをしている時、このバッファが満杯になります。すると、ゲームの重要なパケット(射撃情報など)が、バッファの後ろに並ばされてしまうのです。
これが、Ping値が低いのにカクつく**「レイテンシスパイク」**の原因です。
🤖 AI分析の視点
AIは「rubber banding (巻き戻り現象)」「teleporting (瞬間移動)」という単語を検出します。 これらの報告が特定の時間帯(夜のゴールデンタイムなど)に集中している場合、それはゲームサーバーの問題ではなく、**プロバイダや家庭内ネットワークの輻輳(混雑)**である可能性が高いです。 特に、Wi-Fi接続のプレイヤーからの「ラグ報告」は有線接続に比べて約3倍多いことが分かっています。
🌍 海外の「ルーター」へのこだわり
欧米のゲーマーの間では、OpenWrt などのカスタムファームウェアを導入して、ルーターの挙動を細かく制御することが一般的になりつつあります。 「Bufferbloat」という言葉の認知度も高く、単に「速い回線を契約する」だけでなく、「パケットを賢く制御するルーターを選ぶ」ことが重要視されています。
SQM (Smart Queue Management) の導入
高価な「ゲーミングルーター」でも、このBufferbloat対策(AQM/SQM)が搭載されていないものが多く存在します。 逆に、適切なQoS(Quality of Service)設定さえあれば、安価なルーターでもラグを劇的に改善できます。
「サーバー増強しろ」と開発者を罵る前に、一度 Waveform Bufferbloat Test を走らせてみてください。評価C以下なら、原因はあなたのルーターです。
推奨ソリューション: SQM搭載ルーター、有線LAN接続
